従来、電気生理学的な研究手法は職人技的なイメージがあり、熟練を重ねた研究者でなければ難しいものとされてきました。MEA60マルチ電極アレーシステムは中心に60個の電極を高密度に集積させたディッシュを用い、その上に載せた組織(脳スライス、神経細胞、摘出心臓、心筋細胞等)の細胞外電位を60チャンネル同時に記録します。60個の電極のうち任意の電極を刺激電極として割り当てられるので、刺激装置と接続して誘発電位の記録が可能です。 S/N比にも大変優れ、電気的にシールドされていない環境でも使用可能です。除振台、マニピュレータ、プラー、ファラデーケージといった大がかりな装置を必要としない上に、「多点で高解像度に電位記録」という従来の手法では大変困難であった実験系も簡単に行えます。

※マルチ電極アレーの適用例


仕様
アンプ部仕様 ゲイン ×1200(標準)
※×500~5000の範囲で特注可能です。
バンド幅 10~3000Hz(標準)
※1~5000Hzの範囲で特注可能です。
入力インピーダンス 1011Ω(3pF)
出力 ±5V
入力ノイズ <800nV RMS
サイズ W x D xH 165 x 165 x 20(mm)
温度センサー PT100
A/Dボード仕様 入力チャンネル数 64ch
サンプリングレート 最大全ch同時に50kHz
入力電圧レンジ ±400mV または ±4V
※ソフト上で選択。
記録ソフト
「MC_Rack」
動作OS Win98/ME/NT/2000/XP