ランゲンドルフシステムは小動物の摘出心臓の研究に使用します。大動脈からカニュレーションして冠状動脈へ栄養液を潅流させ、摘出心臓の機能をモニターします。ADInstruments社のランゲンドルフシステムは、STHポンプコントローラにより流速と圧力を制御できますので、高所にリザーバーを設置したり、高価なフローメータを必要としません。リザーバーはサーモスタット付きの二つのコンパートメントになっておりますので、異なる潅流溶液を使用できます。

PanLabのオーガンバスを組み込んだシステムです。各チャンバーが1つの恒温槽に格納されており、電磁弁によりオーガンバスチャンバー内の溶液を自動給排水します。チャンバーは5ml、10ml、25ml、50mlから選択できます。システムには外部ヒータコントロールユニット、トランスジューサ固定スタンド、マイクロポジショナー、ティッシュホルダーが含まれています。標本チャンバーの脱着が簡単で、装置の洗浄にも便利です。サーモスタットにより温度制御されます（温度制御0.1℃、精度0.1℃）。トランスジューサは使用目的により選択できます。チャンバー数により２連～ 8連まで揃っています。

このシステムはマウスのような小動物からヒツジなどの大動物までの血圧測定を目的としたシステムです。Mikro-Tip® カテーテルは別売りですが、幅広いラインナップから研究に合わせてお選びいただけます。Mikro-Tip® カテーテルを使うことにより、センサー部を動脈内や心臓内に置いて、直接圧力を測定できます。

Millar Instrumentsは、世界で初めて小動物の圧容積（P-V）システムの商用利用を提供しました。MPVS Ultraシステムを用いると、１つのシステムで、小動物から大動物までの心臓の圧力と容積を測定することができます。信頼性の高い圧センサーや電極を持つカテーテルを用いて、in vivoで、鼓動している心臓の左心室圧（LVP）と容積を同時に測定することができます。極小カテーテルは、16 グラム程度のトランスジェニックマウスを用いた研究に最適で、マルチセグメントカテーテルは大きな家畜動物向けに適しています。

この体重負荷試験装置 - Dynamic Weight Bearing Test は、圧センサーフロア付きのケージとカメラで構成されています。動物を自由に行動させた状態で、それぞれの肢にかかる体重負荷を測定できます。 事前に計測キャリブレーションが実施されるので、精度の高い正確なデータを収集できます。データ収集時には、圧力データとビデオカメラの動画と同期されます。

ビデオ内蔵の新しいVon Frey 式電子痛覚装置EVF4 は、動物（マウス/ ラット）の機械的な感覚閾値を簡単に、素早く測定します。鎮痛、痛覚、神経障害研究に最適です。

ホット/コールドプレート鎮痛効果測定装置の金属プレートは、55℃までの加熱と-2℃までの冷却が可能です。熱刺激または冷刺激に対する動物の痛覚感受性を試験するには、動物をプレート上に置き、内蔵タイマーを作動させます。動物が痛みを感じてプレートから肢を持ち上げた瞬間に、オペレーターがタイマーを停止します。

動物を金属グリッドまたはT字バーにつかまらせ、水平面に沿って後方に引っ張ります。動物が（グリッドやバーから）肢を放す直前にグリッドやバーにかかっていた力が、「最大張力」として記録されます。アクセサリーを交換するだけで、ラットとマウスの両方に対応できます!

組織や器官の生存は、十分な酸素供給に関わっています。組織の酸素測定は血液による酸素供給と組織の代謝酸素消費のバランスを測定しています。いわば組織レベルでの酸素の供給力の測定といえます。これはヘモグロビン酸化状態をみる分光法のNIRSと対照的なものとなります。 OxyLiteTM pO2モニターは、酸素分圧を直接または連続的に測定したい生命科学分野の研究者にとって通常の生理学的環境や低酸素環境でin vivo、in vitroどちらのアプリケーションにもご使用いただいています。 1998年以来、Oxford Optronix社は、光ファイバーマイクロセンサーの技術の商業化のパイオニアとして、500以上の文献に掲載されています。

血流は老廃物を取り除きながら、組織に生命維持に重要な酸素と栄養を供給します。末梢血流の測定をすることで、様々なリサーチアプリケーションで血液供給が遮断された場合において重要な情報を得ることができます。虚血性障害モデルで、直接かつ連続的に局所の末梢血流を測定したい研究者にとって、血流モニターは重要です。 Oxford Optronix社Oxy Floは、生体組織の相対的末梢血流を測定するレーザドップラー(LDF)方式の血流計です。

低酸素環境下での細胞培養用のベンチトップ型ワークステーションです。酸素分圧は、大気での酸素濃度のみによって変わるのではなく、高度や天候状態によっても変化します。大気圧校正されていない酸素濃度の値だけで低酸素とは言えません。HypoxyLabは、mmHgやkPaという単位で表現される酸素分圧を使用して環境を直接制御し、それにより天候や高度の変化に影響しない高精度な低酸素チャンバーです。科学的に厳密な方法によるHypoxyLabの精度の高さが、大気圧の校正をしていない他の低酸素チャンバーと一線を画しています。

臨床前研究や神経科学研究での動物行動実験において、自動的な行動評価を行うソフトウェアです。 ビデオ解析に基づき、動物の自発運動量、軌跡や社会性行動など検出し、それらの行動に関連する様々な解析を行うことができます。

運動神経においての薬効、脳のダメージ、病気の影響を簡単に測定します。Constant（定速）モード、Acceleration / Ramp （加速）モードの他、Step（ステップ）モードやRocking（ロッキング）モードにより、評価に応じた幅広い範囲のプロトコルを設定できます。

このオペラントチャンバーは、オペラント条件付け（餌強化、DMTS、コンフリクト試験、自己投与など）を行うために設計された完全モジュール式の実験用ケージです。 完全なモジュール構造なので、すべて分解し、別のサイズや別の種類の構成部品を使用して新しい実験スペースを組み立てることができます。

トレッドミルは速度（最大150cm/秒）と傾斜（-25～25度）を調節できる回転ベルトです。小動物を強制的に運動させ、その疲労状態を正確に評価できます。用途に応じて、1～5レーン/実験動物のモデルをお選びいただけます。

ミオグラフシステムは小動脈、静脈、気管支や尿管などの管状組織における平滑筋機能のin vitro実験での使用に適しています。DMTワイヤー ミオグラフとPowerLabシステムとの組み合わせで新薬、平滑筋反応、形態学など薬理研究に役立ちます。

プレッシャーミオグラフシステムは，微小な動脈や静脈，またその他の血管の 生理学的機能や，詳細な特性を調べることができます。本システムではまた， 単離された微小血管を生理条件に近い条件に保った上で，様々な薬物の薬 理効果を評価することもできます。プレッシャーミオグラフを使用すれば，単 離された後も血管はin vivoに近い多くの特徴を示し続けます。 プレッシャーミオグラフでは，無傷で単離した動脈や静脈の一部分を，二つ の微小ガラスキャピラリーへとマウントすることで，血管に生理的に最適な 圧を適用することができます。生理条件に近い圧をかけることにより，血管に 本来備わっている内在性の応答 (筋原性応答) を調べることができます。筋 原性応答はin vivoでの血管全体が持つ自己調節機能と密接に関わっていま す。 この手法を用いることで，様々な薬物が血管に及ぼす影響を，血管外皮・血 管内皮の両側から別々に評価することができます。収縮や弛緩の効果は，デ ジタルビデオのエッジディテクション機能により，標本の径変化として測定す ることができます。内在性の筋原性応答存在下で測定できるので，この現象 に対する内皮の役割や機能を研究することができます。

平滑筋、骨格筋、心筋などの組織の反応性研究に適したコンパクトで頑丈な4チャンネルオーガンバスです。ピンマウントで500µm以上の血管を、クランプマウント（