両足圧力差痛覚測定試験は、後肢に炎症または神経損傷(神経障害や切開など)を持つ実験動物モデルの自発痛評価に適しています。従来の侵害性閾値測定の場合、痛覚感受性レベルの測定は可能ですが、侵害刺激を与えない限り自発痛レベルを評価できません。
この試験では、ホルダーに被験動物を入れ、2 枚のセンサープレートの上に置きます。動物は自発痛のある肢に体重がかからないような体勢をとります。動物が左右の後肢にかけている体重を2 枚のセンサーで別々に測定することで、自発痛のある肢をかばっている状態を数値化できます。
後肢に傷がないラットの場合、片方の肢をかばう必要がないので、両方の後肢に均等に体重がかかります。ラットの一方の後肢の組織を傷つけると、センサーにかかる体重配分に変化が生じ、損傷した後肢にかかる重量が小さくなります。
各センサーにかかっている現在の重量値がコントロールユニットのLCD ディスプレイに表示されます。表示値の単位(グラム、ニュートン、オンス、ポンド)はユーザが選択できます。試験の開始と停止をリモートフットスイッチで制御できるので、両手を使って実験を行えます。
タッチスクリーン式のコントロールユニットには、測定中、試験対象となる動物グループの統計データ(平均値とSD 値)も表示できます。
型式 | 品名 |
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BIO-SWB-TOUCH-M | マウス用インキャパシタンステスト(SWB)装置 |
BIO-SWB-TOUCH-R | ラット用インキャパシタンステスト(SWB)装置 |
オプション | |
BIO-SWB-MR | マウス用SWB ホルダー(スペア) |
BIO-SWB-RR | ラット用SWB ホルダー(スペア) |
BIO-SWB-RR-XL | ラット350g-550g用SWBホルダー(スペア) |
BIO-CIS-SWB | SWB用BIO-CIS ソフトウェア |
ELE-SWB-CABLE | SWB用USB接続ケーブル |
*SWB用BIO-CISソフトウェアには、ELE-SWB-CABLEが含まれます。
*SeDaComソフトウェア接続には、ELE-SWB-CABLEが必要です
分解能 | 0.2 g |
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測定時間 | 1~99秒 |
加重範囲 | 2000 g |
寸法(センサー) | W 200 × D 100 × H 40 mm (ホルダーなし) |