フロントパネル
BAB-600 イオントフォレシスポンプは、神経色素やPontamine Sky Blue、Horseradish peroxidase (HRP)、Phaseolus vulgaris Leucoagglutinin のような移動追跡物質の細胞外イオン導入用に設計されています。
最大コンプライアンス電圧は600Vです。最大出力カレントは20μAで、ダイアルを使って0.01μAの精度で設定できます。
| 出力カレント | ±20μA(最大) |
|---|---|
| コンプライアンス電圧 | ±600V |
| 極性 | +/-(スイッチで選択) |
| ターミネーション | 電極/10MΩ内部ダミーロード |
| ロードコンフィグレーション | フローティング |
| オペレーションモード | 連続/外部/パルス |
| パルスデュレーション | 7秒、工場設定 |
| 外部コントロール | BNC端子からTTLまたはCMOSゲーティング信号 |
| 電源 | 外部12V DC, 最大500mA |
| サイズ・重量 | 170W x 164D x 55.6H(mm) 770g |
| 型式 | 品名 |
|---|---|
| BAB-600 | イオントフォレシスポンプ |
| M1116 | 外部電源 |
リアパネル
動作のモードが3つから選択できます。Continuous Modeでは、Polarityスイッチが「Positive」または「Negative」に入っていると、イオン導入カレントは連続で出力されます。External Modeでは、ロジックパルスジェネレータやコンピュータからゲートでコントロールできます。
出力カレントの極性は選択式です。必要なカレントをプレビューするために、10MΩ抵抗をターミネーションと内蔵しています。電流検出抵抗は、出力カレントを実測するためにカレントソースと直列になっています。機器の高電圧の電気回路は、フローティングカレント出力を供給するDC電源から絶縁され、グラウンドとは共通になっていません。
溶液に電圧がかかると、イオンと荷電分子がその正味荷電により電界源から離れたり近づいたりする。カレントフローの方向は放出カチオンに依存します。