特長
- 生理的な圧力に近い状態で40μm以上の細い血管の構造と機能を研究
- 人間工学に基づいたデザインで、動脈を簡単かつ迅速に装着すること可
能で、かつ正確なカニューレのアライメントを簡略化 - 蛍光イメージングと組み合わせて、細胞内Ca2+の研究が可能
ブラインドサックプレッシャーまたはパーフュージョンミオグラフシステム - 114PBは、生理的な条件に近い状態で、摘出した小血管（直径40μm以上）の構造と機能を研究するために使用されるシステムです。
微小な血管（直径40μm以上）を摘出し、生理学的な条件下でその構造と機能を調べるためのシステムです。薬理学的および生理学的な刺激に応答して、血管の直径を測定することができます。
コンピュータは、解析ソフトウェアのMyoVIEWで連続的に測定値を記録します。114PBは、定圧実験用に設計されているため、他のDMTプレッシャーミオグラフとは異なります。
内蔵のヒーティングシステムがチャンバーの温度を維持するため、連続的でコストのかかる潅流は必要ありません。
チャンバーカバーには、オプションで潅流、急速排出・充填、酸素供給、薬剤の累積添加が可能なポートがあります。また、洗浄を容易にするため、チャンバーは耐酸性ステンレス製となっています。
114P-BSシステムの性主な研究対象は筋原性緊張下での生理学的反応です。
加圧した血管でのさまざまな実験が可能です。
DMTプレッシャーミオグラフ用にカスタムメイドされたソフトウェアMyoVIEWは、血管壁の厚さ、血管と内腔の直径の変化、血管内圧、その他多くの計算されたパラメータなどのデータを収集します。
記録・解析パッケージ
DMT顕微鏡・Zeiss・Nikonなどの倒立顕微鏡（仕様についてはDMTにお問い合わせください）、USBカメラ、コンピュータ、
データ収集ソフトウェア（MyoVIEW）
| チャンバー容量 | 3.1 ml |
|---|---|
| チャンバー数 | 1 |
| チャンバー材質 | 耐酸ステンレス |
| 血管サイズ | >40 μm |
| 血管位置合わせ | X, Y, Z |
| マイクロメータ分解能 | 0.01 mm |
| マウント方法 | カニューラ |
| レンジ | 15.0 ~ 50.0 °C |
|---|---|
| 分解能 | 0.1 °C |
| 安定性 | ±0.2 °C |
| ヒータ | あり |
| 出力単位 | mmHg |
|---|---|
| レンジ | 0 ~ 250 mmHg |
| 圧力安定性 | ±0.5 mmHg |
| 圧力安定性 | 0.1 mmHg |
| ヒータ | あり |
|---|---|
| 容量 | 250 ml |
| 圧力回路 | クローズド |
| 入力エア | 1 bar (最大) |
| データ通信 | USB 2.0 |
|---|---|
| アナログ出力チャンネル数 | 4 |
| アナログ出力チャンネルレンジ | ±2.5 V |