マウスなどの小動物から簡単に、すばやく、安価に採血が出来ます。顎骨後ろに位置する静脈から手軽に一定の採血を行います。採血後、動物はすぐに回復します。ランセットは消毒済みなので、すぐに使用可能です。ランセット突起部分の長さは、さまざまな種類をご用意しています。
1.準備
ランセット包装紙を開け収集用チューブを準備
2.マウスをつかむ
手全体で耳の後ろの首筋をしっかりつかむ
3.狙いを定める
あごの骨(あごの下)後ろに狙いを定める
4.ランセットを刺す
ランセットを刺す
5.サンプルを採取
血液を採血チューブに入れる
6.止血
穴をあけた場所を強く押して止血する
7.元に戻る
マウスは身繕いして元に戻る
対象動物の月齢に適した突起の長さ
3mm | 1-2 滴のみ採血採取が可能 |
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4mm | 月齢が2 ヶ月未満 |
5mm | 月齢が2-6 ヶ月 |
5.5mm | 月齢が6 ヶ月以上 |
5.5mm | 月齢が3 ヶ月未満 |
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1回で採取できるサンプル量は?
0.5mlまでの血液を、1滴か2滴とることができます。
サンプルを採取する間隔はどれくらい?
アニマルランセットを刺すごとに血液を採りすぎなければ、1日に4回採血が可能です。(ただし、2回目以降に刺す時は、最初の位置より少しずらして刺します。)もし可能であれば、実験に使ったマウスを次の採血まで2~3日休ませたほうがいいです。
商品は滅菌済みか、またオートクレーブをかけても問題ないか?
MEDIpointでは出荷前にスチームオートクレーブにて殺菌しており、ユーザー側で再度殺菌する場合はオートクレーブを含めてどの方法でも可能です。なお、MEDIpointはISO 9001:2000に準拠しています。
アニマルランセットを刺す正しい位置を見つけられない
このページ上部にある使い方説明動画をご覧ください。
マウスの耳から血が出てきてしまった
マウスの耳からの少量の出血や、アニマルランセットでできた刺し傷から血が出ていない場合は、刺し傷がきちんと開いていないということです。刺した場所が少し高すぎるのと耳のほうから離れすぎています。外耳道にアニマルランセットを刺してしまっているので血が外へ出ずに中に流れ込んでしまい、その結果耳から血が出てきてしまったのです。刺し傷はすぐにふさがって血が出なくなるので、耳から出た血を採血できます。
型式 | 品名 |
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18311310 | アニマルランセット 3mm 200個入り |
18310300 | アニマルランセット 4mm 200個入り |
18310400 | アニマルランセット 5mm 200個入り |
18310500 | アニマルランセット 5.5mm 200個入り |
18311300 ★ | アニマルランセット 3mm 1,000個入り |
18310000 ★ | アニマルランセット 4mm 1,000個入り |
18310100 ★ | アニマルランセット 5mm 1,000個入り |
18310200 ★ | アニマルランセット 5.5mm 1,000個入り |
★サンプル有り
アニマルランセット 5mm 1000個入り
アニマルランセット 4mm 200 個入り