Myoton社製の組織硬度計により、独特で信頼性のある、微細で正確な表面骨格筋の客観的かつ非侵襲の評価を行うことができます。
筋肉だけでなく、関節、靭帯、皮膚やその他の柔らかい生体組織の測定も可能です。
Myotonの技術により、様々な分野の筋肉状態に関して有益な情報を得ることができます。それらの情報により、スポーツ、運動、シンメトリー、怪我、加齢などの様々な要因への有効性を客観的に評価できます。
顔 |
首 |
足 |
|
・咬筋浅部 | ・半棘筋 | ・前脛骨筋 | ・半腱様筋 |
・口輪筋 | ・胸鎖乳突筋 | ・足底筋膜 | ・大腿二頭筋 |
肩 / 胴体 |
腕 |
・アキレス腱 | ・膝蓋靱帯 |
・腰多裂筋 | ・三角筋 | ・ヒラメ筋 | ・外側広筋 |
・胸最長筋 | ・指伸筋 | ・外側腓腹筋 | ・内側広筋 |
・僧帽筋 | ・腕橈骨筋 | ・内側腓腹筋 | ・大腿直筋 |
・上腕二頭筋 |
柔らかい生体組織の減衰自由振動(Damped natural oscillation)を記録し、その加速度信号の形状から 張力、生体工学や粘弾性の性質のパラメータを算出します。
減衰自由振動は、一定の負荷下におい、外から弱い力で素早く機械的な衝撃を与えることで誘発させます。
減衰自由振動の対数減少はその弾力性を表し、組織が変形後に回復する時の振動サイクル内の機械的エネルギーの消耗をより直接的に表しています。弾力性は、収縮や変形のための外部の力から解放された後の初期状態への回復力を表す、筋肉の生体工学的な性質です。
振動周波数(Hz)は、筋肉が自発収縮のない(EMG信号が少ない)休止状態における、筋肉の細胞レベルの内因性の張力です。
異常に高いトーンや関連する筋肉の圧力は血液供給を妨げるため、筋疲労を早めたり、回復が遅くなったりします。筋肉収縮状態の振動周波数は、筋肉の張力の状態を表しています。
機械的ストレス緩和時間(ms)は、筋肉が自発収縮や外部の力から解放されてからの形状が回復する時間です。
硬度(N/m)は、収縮や初期状態を変形させる外部からの力への抵抗を表す生体工学的な性質です。この値が異常に高い場合は、固い拮抗筋を伸ばすために主動筋により多くの力が要求され、効率の悪い動きとなります。
クリープは、変形時間と緩和時間の割合で表され、一定の伸張性ストレス下に置かれた時、時間に対する緩やかな伸長です。
型式 | 品名 |
---|---|
MyotonPRO 1B | 組織硬度計 |