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生きたゼブラフィッシュ仔魚から非侵襲的にDNAを回収できます。

ZEGシステム ゼブラフィッシュDNA抽出装置


「数週間待つ」から「数日で始める」へ。
仔魚からDNAを非侵襲抽出、研究サイクルを圧倒的に加速。


ZEGシステムとは


wfluidx ZEGシステムは、独自のマイクロ流体技術と調和振動(Harmonic Oscillation)を利用し、生きた状態のゼブラフィッシュ仔魚(受精後48時間〜7日)から非侵襲的にDNAサンプルを回収する革新的な装置です。

従来の「ひれ切り」に代わるこの手法は、固体を死なせることなく、かつ卵膜や組織を破壊せずに遺伝物質を培地 中へ放出させます。

これにより、実験の入り口段階での超早期選別を可能にしました。


ゼブラフィッシュ

従来法(ひれ切り)に対する優位性


  • 超早期の同定: 成魚(6〜8週間)になるのを待つ必要が なく、実験前に遺伝型を完全に確定。 
  • 高い生存率: 外科的切除を行わないマイルドな振動抽 出のため、95%以上の高い生存率を維持。 
  • リソースの最適化: 目的の遺伝型を持つ個体のみを選 別して飼育でき、無駄な全数管理を排除。

手法比較サマリー


項目 ZEG システム ひれ切り法
対象時期 受精後 48時間〜7日 受精後 6〜8週間
侵襲性 極めて低(非破壊) 高(組織切断)
スループット 96検体 / 時 約30検体 /時
生存率 95% 以上 リスクあり

 


導入による3つのコア・ベネフィット


時間の劇的な節約

スクリーニング完了までの待機時 間を数週間から数日へ短縮し、研 究プロジェクトの期間を大幅に前 倒しします。


莫大な飼育コスト削減

不要な遺伝型の個体を成魚まで 飼育するスペース、餌代、そして維 持管理に要する人件費を徹底的 に排除できます。


データの信頼性向上

外科的ストレスを与えないため、 成魚になった際のアッセイや行動 解析、表現型への影響を最小限 に抑えられます。


シンプルな3ステップ・ワークフロー


1.仔魚のセット

専用チップに仔魚と緩衝液(15µL) を配置します。


2.自動抽出(10分)

チップをZEG本体にセットし起動。 マイルドな振動でDNAを放出


3.回収・PCR解析

溶液を回収しそのままPCRへ。 仔魚は水槽に戻し飼育可能。


製品ラインナップ



24ウェル ZEGシステム

標準的な24ウェルモデル。小〜中規 模の研究室や個別のプロジェクトに 最適で、高い再現性と安定したDNA 抽出を提供します。



96ウェル ZEGシステム

ハイスループットモデル。1時間あた り96検体のハイスピード処理が可 能。大規模なスクリーニングや共同 利用施設に完全対応します。



ZEGチップパック (5枚入)

専用マイクロ流体チップ。胚の微細 構造を守り健康を維持しつつ、 DNA の回収効率を最大化するよう精密 設計された消耗品パックです。


システム導入に際しての詳細・補足情報


■ 技術的な特長と研究への応用
ZEG Chip Pack (5枚入) 専用マイクロ流体チップ。胚の微細 構造を守り健康を維持しつつ、 DNA の回収効率を最大化するよう精密 設計された消耗品パックです。 ZEG(Zebrafish Embryo Genotyper)システムが採用している「調和振動技術」は、胚表面の微細な細胞結合や卵膜周辺に局在 する遺伝物質を、独自の物理的アプローチによって緩衝液中へと遊離させます。このプロセスは完全に自動化されており、操作者 による手技のブレが発生しません。抽出されたDNAは、標準的なポリメラーゼ連鎖反応(PCR)や、リアルタイムPCR(qPCR)、さら には次世代シーケンシング(NGS)の前処理用サンプルとしても十分なクオリティを満たしています。
 
■ 3Rs(動物実験の代替・削減・改善)への貢献
近年、国際的な生命科学研究において「3Rs」の遵守が厳格に求められています。ZEGシステムは、受精後わずか 2〜3日という極 めて早期の段階で不要な遺伝型(野生型や目的外の変異など)を識別できるため、成魚まで育てる必要のある個体数を最小限 に抑える(Reduction)ことができます。また、成魚のひれを物理的に切除する「ひれ切り」に比べて、個体に対する苦痛やストレス を事実上ゼロにまで低減できる(Refinement)ため、倫理的観点からも非常に高く評価されるシステムです。