キャピラリー電気泳動やイオンクロマトの検出器として、使用可能な非接触型の電気伝導度測定ツールです。

C4D 非接触型電気伝導度システム



ER815 C4D電気伝導度検出器

C4Dシステム

C4D 非接触型電気伝導度システムは、液体サンプルに電極が接触することなく、サンプル内に含まれる無機イオンや有機イオンなどを検出することが可能です。

*C4D:Capacity-Coupled Contactless Conductivity Detection

測定系への取り付けも簡単なため、可視UV吸光光度計や蛍光検出器などと並列して使用するとより有効です。


検出方法

C4Dは検出部位(ヘッドステージ)に作用電極から高周波交流シグナルでキャピラリーチューブ内に流れる溶液を外側から励起し、レシーバ電極で受信したシグナルを復調させ定量分析する検出方法です。

サンプルイオンが検出部を通過すると、特有の総体的な伝導度を示します。このシグナルを連続的にモニターすることでピークとして検出します。これは標準的なクロマトグラムと似たプロセルを表します。


イオン性化合物を検出

無機イオン・有機酸イオン、アミノ酸、アミン、ペプチド、タンパク質、DNAなどのその他多数の医薬化合物などが測定対象物です


各種ヘッドステージ

ET120 C4Dヘッドステージ

キャピラリーチューブ(~365 µm OD)用の標準タイプで、キャピラリー電気泳動(CE)の検出器として使用します。

ET121 マイクロチップ用プラットフォーム

マイクロチップ電気泳動用のチップをプラットフォームに取り付けてあるC4D電極上載せて使用します。

ET125 チューブヘッドステージ

イオンクロマトグラフィーやHPLCの配管チューブに直接つないで使えますので煩雑なセッティングが不要です。


アプリケーション

キャピラリー電気泳動

-10 µM 無機陽イオン分析-

マイクロチップ電気泳動

-100 µMの陰イオン分析-

イオンクロマトグラフィー

-1 mM 陰イオン分析-


システム構成
型式 品名
ER815 C4D 検出器(ヘッドステージ、データ収録器別売り)
ER825 C4D 8ch検出器(ヘッドステージ、データ収録器別売り)
ET120 C4D キャピラリーヘッドステージ
ET121 C4D マイクロチップ用プラットフォーム
ET125 C4D チューブヘッドステージ 1/8 or 1/16 チューブ用

eDAQ ウェブサイト

アプリケーションに関する情報は、下記ウェブサイトでご覧いただけます。

●英語版 eDAQ Wikiサイト

http://wiki.edaq.com/

製品に関する情報は、eDAQ専用ページからでもご覧いただけます。下記ウェブページへアクセス下さい。

●日本語版 eDAQ ウェブサイト

http://www.edaq.jp/

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