視覚運動視反応を客観的に定量できます!

qOMR 視覚運動反応定量システム



qOMRの測定イメージ

qOMRの仕組み

マウス・ラットの視覚機能を評価する指標の一つとして視覚運動反応(Opto Motor Response / OMR)が利用されます。マウス・ラットで視覚運動反応を誘起する場合、通常はストライプパターンの円筒を回転させて視覚を刺激し、それに伴う頭の動きを測定しますが、客観的な測定が困難でした。

このqOMR視覚運動反応定量システムはその名の通り、視覚運動反応を自動的かつ客観的に測定して定量化するシステムです。四方がモニターで囲まれたプラットフォームにマウスを載せ、モニターには回転するストライプパターンが表示されます。マウスの頭上のカメラで動物の頭の位置をトラッキングし、頭の動きを定量化します。上下の合わせ鏡で仮想の高架式プラットフォームになっているため、動物がプラットフォームから飛び降りないように工夫されています。

ラット用には、qOMR-XYを用意しております。
非侵襲的な試験であり、また動物をトレーニングする必要がないため迅速にスクリーニングを行うことができます。


ソフトウェア - omrStudio

自動的に頭の位置をトラッキングし、頭の動きを定量化します。刺激のデザイン(パターン、回転速度、リピートなど)設定が可能です。
また、Spatial Frequencyに対するOMR値のプロットを作成。下降曲線に関するフィッティングカーブも算出も可能です。

測定中の頭部検出の例

プロット表示の例
視覚の様々な評価に
  • 視力
  • コントラスト感度特性
  • 比視感度特性
  • 時間応答特性

アプリケーション例
  • 緑内障
  • 網膜変性
  • 糖尿病
  • 老化
  • 移植の評価
  • 軸索再生の評価
  • 視力回復の評価

ラット用qOMR-XT

標準構成
  • 機器本体(動物を置くプラットフォーム含む)
  • OMRstudioソフトウェア
  • USBカメラ
  • デスクトップコンピュータ(ディスプレイ含む)

型式 品名
1501-0101 qOMR 視覚運動反応定量システム
1502-0101 qOMR-XT ラット用視覚運動反応定量システム

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