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嗅覚刺激システム
嗅覚ニューロンや嗅球の研究を行う上では高性能な嗅覚刺激システムが望まれます。このシステムは1～2つの出力ポートを持ち、2～17種類の香りをセット可能なマルチチャンネル嗅覚刺激システムです。各香りは単独で、あるいはミックスして出力することができ、またマスフローコントローラを内蔵しているため自動で濃度勾配をつけることができます。
特徴的なのは、嗅覚刺激時に香りのパフが出るのではなく、普段から常にエアフローが出ているところに任意のタイミングで香りを混入させる形をとるため、あくまでフローは一定でパフ刺激になりません。嗅覚刺激のアクティベーションから一定濃度に達するまでの時間は0.5～1秒と非常に高速で、矩形波的な刺激を行うことができます（それでいてパフになりません）。流路はすべてテフロンチューブで、香りのコンタミネーションが起きないように工夫がなされています。
アプリケーション例
- 嗅覚ニューロン、嗅球の電気生理
- 多光子顕微鏡解析
- JetBallへの組み込み
- 各種オペラントケージへの組み込み
| 型式 | 品名 |
|---|---|
| 1101-0101 | 嗅覚刺激システム、ポート1ch、香り2種類 |
| 1101-0201 | 嗅覚刺激システム、ポート1ch、香り17種類 |
| 1101-0301 | 嗅覚刺激システム、ポート2ch、香り5種類x2 |
| 1104-0101 | Phenosoft Control 嗅覚刺激用ソフトウェア |
| 1204-0101 | Phenosoft用記録制御PC |