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ADInstruments社の研究用システムは、研究内容別に総合的な実験系を提供します。
各システムにはPowerLabシステム、シグナルコンディショナー、各関連装置、トランスジューサなどが含まれます。
摘出心臓、摘出組織、血圧、心室圧、運動生理学、神経生理学などの幅広いアプリケーションの研究用システムを揃えております。
Trigno EMGワイヤレスシステムは、Delsys社のテクノロジーを用いて、ヒトの表面筋電シグナルをワイヤレスで簡単に測定できます。14gのEMGワイヤレスセンサーには、3軸加速度計が内蔵され、通信距離は最大20m、バッテリーは6時間持続します。16ビットの分解能で最大2kHzまでのサンプリングレートのシグナルを計測することができます。PowerLabを介さず、直接コンピュータに接続し、LabChartでの記録が可能です。
<取得可能なパラメータ>
・筋電図 ・3軸加速度
指動脈血圧を、非観血式に、連続的に測定することができます。ヒト用NIBPコントローラを直接コンピュータに接続し、LabChartで測定できるので、PowerLabは必ずしも必要ではありません。2つの指カフを切り替えて測定するので、被験者の不快感を最小限に抑えることができます。睡眠ポリグラフや運動生理学に適しているシステムです。
<取得可能なパラメータ>
・指の動脈圧 ・ 高さ補正圧 ・収縮期圧 ・拡張期圧 ・平均血圧 ・心拍数 ・心拍間の間隔(IBI) ・心拍出量 ・一回拍出量 ・全末梢血管抵抗
※フィンガーカフは別売り
ヒトの心機能と呼吸機能を評価するために設計されたシステムです。 生体アンプ、呼気ガスモニター、スパイロメータ、温度ポッド等で構成され、運動生理学分野・スポーツ科学分野で必要なあらゆるパラメータを取得します。
<取得可能なパラメータ>
・心電図 ・筋電図 ・呼気ガスO2
・CO2濃度 ・呼気流量 ・呼気ガス濃度
・VO2、VCO2
Millar社製Mikro-Tipカテーテルを用いて、小動物(マウス)から大動物(ヒツジ)までの血圧を測定することができます。カテーテル先端にあるセンサー部を動脈内や心臓内において、直接圧力を測定できます。周波数特性に優れているため、信号に減衰がありません。また、MPVS Ultraシステムでは、in vivoで鼓動している心臓の左心室圧と容積を同時に測定することができます。
<取得可能なパラメータ>
ランゲンドルフシステムは哺乳類の摘出心臓の研究に使用します。大動脈からカニュレーションして冠状動脈へ栄養液の潅流を行い、心臓はチャンバー内で数時間拍動し続けます。冠状動脈に対する薬効評価・栄養条件応答の評価に適します。
<取得可能なパラメータ>
ワーキングハートシステムは摘出心臓に対して、大動脈と左心房両方にカニュレーションし、in vivoでの血液の循環と同じ方向に潅流を行います。この手法では、前負荷と後負荷の測定、左心室圧-容積の関係などが評価できます。チャンバーは高い実績のRadnoti社製です。
<取得可能なパラメータ>
Radnotiオーガンバスは、生体内の様々な干渉を受けることなく、環境をコントロールしながら摘出組織の研究を行うことができます。モジュール式の構造により様々なチャンバーサイズ(5、10、25、50、100、200、300ml)を選択することができます。 ウォータージャケットティッシュチャンバーにより統一された温度環境を作り出します。
<取得可能なパラメータ>
コンパクトな設計のオーガンバスです。8チャンバーシステムは、チャンバー8つが1つの恒温バスに格納されていて、ワンタッチで全チャンバーの給水・排水が行えます。チャンバーは5ml、10ml、25ml、50mlから選択可能です。アイソメトリック(フォース)トランスジューサがチャンネル数分付属しますが、オプションでアイソトニック(変位)トランスジューサに変更も可能です。
<取得可能なパラメータ>