視覚・聴覚刺激のタイミングと生体信号の記録を同期!

精神生理学 刺激提示システム



刺激提示システムは、ADInstruments社製のPowerLab データ収録システムとCedrus 社製のSuperLab ソフトウェアとを組み合わせたシステムで、視覚刺激や聴覚刺激に対する被験者の反応や反応時間、生体信号を測定・解析します。


視覚・聴覚刺激提示のタイミングと誘発生体電位の同期測定に最適!

SuperLab ソフトウェアを用いて、被験者に視覚刺激や聴覚刺激を提示します。

刺激提示に対する被験者の反応時間の記録と解析 ⇒ SuperLab ソフトウェア
誘発された生理学的反応 ⇒ PowerLab データ収録システム(PowerLab とLabChart ソフトウェア)

で記録・解析します。

LabChart のプリセットコメント機能を用いて、LabChart 上の生体信号の記録上に、SuperLab で提示した刺激や被験者の反応に合わせて、自動的にコメントが追加されます。これにより、ECG やEEG 等の生体電位と刺激提示のタイミングを1つのデータとして記録することができます。


代表的な用途
  • 応答・反応時間
  • バイオフィードバック
  • ストレス応答
  • 視覚誘発電位(VEP)
測定する生理学的反応の例
  • 心電図(バイオアンプ)
  • 筋電図(バイオアンプ)
  • 脳波(バイオアンプ)
  • スキンコンダクタンス反応(GSRアンプ)
  • 組織血流量(レーザ血流計)
  • 皮膚温(サーミスタポッド)
  • 網膜電位
  • 心拍数
  • 血圧
  • 呼吸数(呼吸ピックアップ)

など


SuperLabソフトウェア

SuperLabを用いた視覚提示の例

SuperLab ソフトウェアは、刺激提示実験に用いられ、被験者の正確な応答時間を含むデータ収集が可能です。視覚刺激を始め、ヘッドホンやスピーカーを用いて、聴覚刺激も提示することができ、発声やキー入力などの反応を反応時間として設定できます。

Windows/Mac両方に対応したソフトウェアです。

  • 最大150 の言葉や図の刺激リスト
  • イベントのランダム化
  • 動画ファイルサポート
    (QuickTime、avi、mpg)
  • 画像ファイルサポート
    (jpeg、gif、tiff、png)
  • 高速逐次視覚提示(RSVP)や自己ペースリーディングの内蔵サポート

便利な解析!LabChartソフトウェア

LabChartソフトウェアを用いて、簡単に測定、解析が可能です。

  • Scopeビュー
    波形の加算平均や重ね書きができるので、視覚誘発電位(VEP)や誘発筋電図の解析に便利です。
     
  • HRVモジュール
    脈拍や心拍から心拍変動解析が簡単に行えます。
     
  • Video Captureモジュール
    ウェブカメラで撮影した動画と共に信号を記録できるので、映像の動作を見ながら反応信号を解析できます。

 StimTracker

StimTrackerは、SuperLabソフトウェアや被験者からの信号を受け、それらのタイミングをPowerLabにデジタル信号として送ります。

以下の信号を入力することができます。

  • SuperLabソフトウェアでのイベントマーカ
  • ライトセンサー(刺激提示ディスプレイに貼付)
  • レスポンスパッド(各ボタンの反応)
  • ボイスキー(音や発声による反応)
  • オーディオ(音源:刺激提示コンピュータ)
  • TTL信号

システムの接続例


 StimTracker Quad

m-Podを介してPowerLab(35シリーズ、26T)と接続し、USBケーブル
を介して刺激提示用コンピュータと接続します。

SuperLabのイベントマーカ、4つのライトセンサー、マイク、オーディオ、レスポンスパッドの信号を入力できます。

m-Pod、ブラックライトセンサー、ホワイトライトセンサー付属。


 StimTracker Duo

m-Podを介してPowerLab(35シリーズ、26T)と接続し、USBケーブル
を介して刺激提示用コンピュータと接続します。

SuperLabのイベントマーカ、2つのライトセンサー、オーディオ、レスポンスパッドの信号を入力できます。

m-Pod、ブラックライトセンサー、ホワイトライトセンサー付属。


 m-Pod

PowerLab(35シリーズ、26T)の背面のデジタルI/Oに接続し、StimTrackerからの信号を介します。

デジタル出力の構成は、付属のソフトウェアによって編集できます。
また、Stim Trackerを介さずに、レスポンスパッドをPowerLabと接続
できます。

c-Pod

PowerLab(35シリーズ、26T)の背面のデジタルI/Oに接続し、SuperLabソフトウェアのイベントマーカを2msのディレイで入力できます。

デジタル出力の構成は、付属のソフトウェアによって編集できます。


レスポンスパッド
MLE1345
レスポンスパッド(5 ボタン)
MLE1347
レスポンスパッド(7 ボタン)
MLE1348
レスポンスパッド(8ボタン/コンフォート)
MLE1349
レスポンスパッド(8ボタン/ラージ)

SuperLabによって被験者の反応を記録すると共に、Stim Tracker、もしくは、m-Podを介して、PowerLabに反応のタイミングを入力できます。
レスポンスパッドに直接、1つのライトセンサーの信号を入力できるので、m-Podと共にコンパクトな構成を組むことができます。


ライトセンサー
MLE1310
ホワイトライトセンサー
MLE1311
ブラックライトセンサー

刺激提示用ディスプレイに貼り付け、画面の切り替えのタイミングを
Stim Trackerに出力します。
また、レスポンスパッドに接続し、m-podを介してPowerLabに接続す
ることで、Stim Trackerなしの構成で使うこともできます。


レスポンスメータ

スライドバーで10点で反応を答えるコントローラー。PowerLabのDinコネクターに接続。
ケーブル長:3m
要・LabChart v7.0 ~

注文情報
型式 品名
MLE1302 SuperLab Pro (win/Mac, 1パック)
MLE1351 Stim Tracker Quad
MLE1350 Stim Tracker Duo
MLE1352 m-Pod
MLE1353 c-Pod
MLE1345 レスポンスパッド(5ボタン)
MLE1347 レスポンスパッド(7ボタン)
MLE1348 レスポンスパッド(8ボタン/コンフォート)
MLE1349 レスポンスパッド(8ボタン/ラージ)
MLE1310 ホワイトライトセンサー
MLE1311 ブラックライトセンサー
MLT1601/ST レスポンスメータ(3m)

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