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nVistaは動物の神経細胞のCa2+蛍光変化をリアルタイムでモニタリングします。専用のDAQはPCとワイヤレスで接続することができ、簡単にデータのライブイメージングを取得できます。
-システム
概 要 | 仕 様 |
---|---|
様式 | 1チャンネルの落射蛍光顕微鏡 |
顕微鏡光源 | LED |
レンズ開口数 | NA 0.5 |
視野(FOV) | 900 µm x 650 µm |
視野(pixels) | 1280 x 800 pixels |
Proviewレンズの使用時の焦点距離 | 300 µm |
ピント調節の有効距離 | 300 µm |
ピント調節のZ軸分解能 | <0.5 µm |
フレームレート | 6 - 60 FPS |
サイズ | 8.8 mm x 15 mm x 22 mm |
重さ | 1.8 g |
データケーブル | 2.5 m |
GPIOとデジタルIO | 8 デジタルGPI入力 8 デジタルGPO出力 4 アナログGPIO入出力 1 SYNC 出力 1 TTL 入力 5 USB 3.0 |
接続 | WiFi接続、LANケーブル |
保存 | 2TB SSD, SDカード |
-イメージング特性
概 要 | 仕 様 |
---|---|
励起波長 | 475 ± 7 nm |
励起光強度 | 0 - 2 mW/mm2 |
励起光強度の分解能 | 0.1 mW/mm2 |
蛍光波長 | 535 ± 25 nm |
赤外線カットフィルター | 外部の赤外線を遮断 |
左のイメージは、両端に報酬がもらえるように細工された2種類の異なるリニアトラックです。2つの環境下(AとB)で探索行動させた際の海馬CA1領野でのCa2+蛍光応答を示しています。
A : 環境A に慣らしたマウスの神経活動は、環境A のみ顕著に観察されました。一方、環境B に慣らしたマウスは、環境B のみ顕著に神経活動が観察されました。両方の環境に慣らしたマウスは、環境A,B ともに神経活動の応答が増幅されました。
B : A のCa2+ 波形の一部をクローズアップしたグラフです。
イメージングカニューラをマウスのBF ( 前頭基底部) に埋め込み、様々な行動を起こした際のCa2+ 蛍光応答です。マウスのノックインの種類によって神経活動が増幅される行動
パターンに違いがみられます。
A : ノックインマウス (ChAT、GAD2、VGLUT2) が様々な行動を起こした際のCa2+ 蛍光応答です。
B : 各行動前後での蛍光差分のプロット解析です。
C : 各行動の開始前0.5 秒と開始後3 秒の蛍光差分波形です。
Sit : Sitting ( 座り込み、動かないも含む)
Eat/groom : Eating & Grooming
Move : Moving ( 立ち上がりも含む)
Run : Running
アカゲザル両側のPMdにIn vivo顕微鏡を取り付け、2つのエリアに餌を置いた際に腕を伸ばした時のCa2+イメージングを記録。
A:アカゲザルのタスクとIn vivo顕微鏡と埋込のイメージ
B:AAV-Tet-Offウィルスインジェクション8週後の皮質中のGCamPとDAPI染色イメージ (スケールバー:250 µm)
C:単一セッション例における蛍光イメージング画像 (スケールバー:250 µm)
D:CのイメージからCNMF分析によって抽出された細胞マッピング (スケールバー:250 µm)
E:Dのイメージからキャプチャーされた代表的なCa2+蛍光トレース
F:細胞集団全体のCa2+蛍光トレースから得られたCa2+イベントのSN比中央値とイベントレート中央値
nVoke は、GCaMP6 と赤色に反応するオプシンを使用して、Ca2+ イメージングとオプト刺激を同時に行なうことが可能です。励起波長と一致する蛍光タンパクやオプシンを組み合わせれば神経活動の動態と行動の相関関係を観察することができます。
-システム
概 要 | 仕 様 |
---|---|
様式 | 1チャンネルの落射蛍光顕微鏡 |
顕微鏡光源 | LED |
レンズ開口数 | NA 0.5 |
視野(FOV) | 900 µm x 650 µm |
視野(pixels) | 1280 x 800 pixels |
Proviewレンズの使用時の焦点距離 | 300 µm |
ピント調節の有効距離 | 300 µm |
ピント調節のZ軸分解能 | <0.5 µm |
フレームレート | 6- 60 FPS |
サイズ | 8.8 mm x 15 mm x 22 mm |
重さ | 2.0 g |
データケーブル | 2.5 m |
GPIOとデジタルIO | 8 デジタルGPI入力 8 デジタルGPO出力 4 アナログGPIO入出力 1 SYNC 出力 1 TTL 入力 5 USB 3.0 |
接続 | WiFi接続、LANケーブル |
保存 | 2TB SSD, SDカード |
-イメージング特性
概 要 | 仕 様 |
---|---|
励起波長 | 455 ± 8 nm |
励起光強度 | 0 - 2 mW/mm2 |
励起光強度の分解能 | 0.1 mW/mm2 |
蛍光波長 | 515 ± 25 nm |
赤外線カットフィルター | 外部の赤外線を遮断 |
- オプト刺激特性
概 要 | 仕 様 |
---|---|
励起波長 | 620 ± 30 nm |
光強度 (活性化用プロトコール) | 0 - 35 mW/mm2 |
光強度 (阻害用プロトコール) | 0 - 10 mW/mm2 |
光強度の分解能 | 0.1 mW/mm2 |
パルス頻度 (活性化用) | 1 - 100 Hz |
パルス間隔 (活性化用) | パルス間隔:5 ms - 2 h パルス幅:1 ms - 250 ms |
パルス間隔 (阻害用) | パルス間隔:10 ms - 2 h |
機能マッピングのアプリケーション
マウスの側坐核 (NAc) を光刺激した際のCa2+ 蛍光反応と場所嗜好性の変調。
GCaMP6 とChrimsonR を発現させたマウスのCa2+ 蛍光イメージングです。光刺激を行なうと神経活動による蛍光が観測され、光嗜好性も確認されました。
A : nVoke の設置イメージ (BLA-NAc)
B : 光刺激の有無によるマウス側坐核のCa2+ イメージングの蛍光強度変化
C : 光刺激の有無による場所嗜好性の変化 ( 背景白: 光刺激無し、背景赤: 20Hz の光刺激を印加)
D : 光刺激によって蛍光強度が変化する細胞の識別
E : 各細胞ごとのCa2+ による蛍光トレース
Proviewプリズムプローブ
型式 | 直径 mm | 長さ mm |
---|---|---|
1050-004606 | 1.0 | 4.3 |
1050-004612 | 1.0 | 9.1 |
1050-004607 | 0.85 | 3.3 |
※NAは0.36です。
Proviewレンズプローブ
型式 | 直径 mm | 長さ mm |
---|---|---|
1050-004614 | 1.0 | 13.7 |
1050-004613 | 1.0 | 9.0 |
1050-004605 | 1.0 | 4.0 |
1050-004608 | 0.6 | 7.3 |
1050-004609 | 0.5 | 4.0 |
1050-004610 | 0.5 | 6.1 |
1050-004611 | 0.5 | 8.4 |
※NAは0.5です。
プリズムレンズプローブ
型式 | 直径 mm | 長さ mm |
---|---|---|
1050-004601 | 1.0 | 4.3 |
1050-004603 | 1.0 | 9.1 |
1050-004602 | 0.85 | 3.3 |
※NAは0.36です。
マイクロエンドプローブ
型式 | 直径 mm | 長さ mm |
---|---|---|
1050-004604 | 1.0 | 13.7 |
1050-004596 | 1.0 | 9.0 |
1050-004595 | 1.0 | 4.0 |
1050-004597 | 0.6 | 7.3 |
1050-004598 | 0.5 | 4.0 |
1050-004599 | 0.5 | 6.1 |
1050-004600 | 0.5 | 8.4 |
※NAは0.5です。
ベースプレート一体型のProviewプリズムレンズです。※レンズは5本売りです。
Proviewプリズムインテグレーテッドレンズ
型式 | 直径 mm | 長さ mm |
---|---|---|
1050-004419 | 1.0 | 4.3 |
1050-004420 | 1.0 | 9.1 |
※NAは0.36です。
ベースプレート一体型のProviewレンズです。※レンズは5本売りです。
Proviewインテグレーテッドレンズ
型式 | 直径 mm | 長さ mm |
---|---|---|
1050-004418 | 1.0 | 13.7 |
1050-004416 | 1.0 | 9.0 |
1050-004637 | 1.0 | 4.0 |
1050-004413 | 0.6 | 7.3 |
1050-004417 | 0.5 | 4.0 |
1050-004415 | 0.5 | 6.1 |
1050-004414 | 0.5 | 8.4 |
※NAは0.5です。
ベースプレート (5個入り)
型式:1050-004638
ベースプレートカバー (5個入り)
型式:1050-004639
ベースプレートキャップスクリュー
型式:1050-004221
Proview & Cap用六角ドライバー
型式:1050-004195
Proviewレンズに対応した埋込み用キットです。ステレオタキシックに装着して使用します。
内訳:
型式:
グリッパーツール
ベースプレートを固定するためのツールです。
型式:1050-002199
グリッパーアクセサリーキット
顕微鏡の位置決めを容易にするためのキットです。ステレオタキシックに装着して使用します。
Proviewグリッパー
Proviewレンズに対応したグリッパーツールです。
型式:1050-004202
ダミー顕微鏡
顕微鏡の重さに慣れさせるためのダミーです。
型式:1050-003762
ケーブルシースキット
顕微鏡ケーブルの保護用として使用します。
型式:1050-003523
調製用ツール/レンチ
型式:1050-002198
nVista, nVokeの顕微鏡に使用できるコミュテータシステムです。動物の行動中に邪魔になるケーブルのねじれや長さを調節することができます。
型式:1000-005088