旋回運動試験は、さまざまな病変、薬物、およびその他の実験的操作がげっ歯動物の脳に与える行動的影響をスクリーニングするための一般的な手法です。ドーパミン黒質線条体系システムを破壊したパーキンソン病動物モデルの実験で広く用いられています。
実験時には、マジックテープ付きの調節可能なハーネスを被験動物に装着します。このハーネスは、曲がりやすいワイヤーで旋回運動センサーに接続されています。
各種ハーネスが用意されていますので、動物の大きさに合わせてお選びください。保持器具で支えた垂直スタンドに透明コンテナ(円筒型または卵型)を置き、ハーネスを装着した動物を入れます。
双方向対応の旋回運動センサーなので、左右どちらの旋回時にもパルス信号が出力されます。データの表示には、カウンターが必要になります。このカウンターは旋回運動センサーの設定に応じて、不完全な左回転/右回転の数、完全な左回転/右回転の数をカウントします。
カウンターとしてLE3806を用いれば、最大15台の旋回運動センサーを制御可能。また、1回転あたりのパルス数を調整することができ、実験時間と測定間隔も設定できます。SEDACOMソフトウェアを使用すれば、RS-232シリアルポートを介しコンピュータに転送し、Excel互換形式でデータを簡単に出力できます。
旋回の検出 | 1/4旋回(選択可能) |
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コンテナの直径 | 400 mm |
型式 | 品名 |
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LE902+ | 旋回運動測定装置 (旋回運動センサー、ハーネス(マウス/ラット用いずれか)、ケージ(円筒型/卵型いずれか)含む) |
LE902CC | ダブルカウンター(左右方向)オプション |
型式 | 品名 |
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LE902+ | 旋回運動測定装置 (旋回運動センサー、ハーネス(マウス/ラット用いずれか)、ケージ(円筒型/卵型いずれか)含む) |
LE3806+ | マルチプログラマブルカウンター 30入力/SeDaCcom付 |
型式 | 品名 |
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LE902+ | 旋回運動測定装置(旋回運動センサー、ハーネス(マウス/ラット用いずれか)、ケージ(円筒型/卵型いずれか)含む) |
LE902SR | 左右旋回運動センサー |
LE902AS | ラット用ハーネス |
LE902ASE | マウス用ハーネス |
LE902BT | センサー用サポート付卵型ケージ |
LE902RP | センサー用サポート付円筒型ケージ |
オプション | |
LE902CC | ダブルカウンター(左右方向)オプション |
LE3806+ | マルチプログラマブルカウンター 30入力/SeDaCcom付 |
LE3806 | マルチプログラマブルカウンター 30入力 |
SEDACOMV2.0 | SeDaCom データ収録ソフトウェア |
CONRS232USB | RS232/USB 変換機 |