加圧機械刺激による評価!

圧刺激鎮痛効果測定装置 - Randall & Selitto 試験



Randall & Selitto 試験による鎮痛評価

Randall & Selitto 試験では、被験動物の足に圧刺激を加え、その程度を徐々に大きくすることによって痛みに対する限界反応を観察します。

LE7306 圧刺激鎮痛効果測定装置では、動物の足に加える圧刺激を指定した割合で大きくすることができます。スライド支持器具の端に円錐チップ(直径1 mm)が付いており、このチップがステッピングモーターによって下降して圧刺激を加えます。

円錐チップは引張型ロードセルにセットされているので、試験中に加えた圧力(単位はグラム)が常時デジタルディスプレイに表示されます。動物の足に過度の圧力がかかるのを防ぐため、モーターとチップユニットは回転スタンドに取り付けられた安全構造になっています。

コントロールユニットでは、フォーストランスジューサの調節、バランス設定、リセットを行えます。さらに、ステッピングモーターの速度も選択できます。モーターはリモートフットスイッチで制御できるので、両手を使ってすみやかに実験を行えます。スライド支持具の限界に達するか、あるいは試験終了時にペダルを放すと自動システムが作動し、モーターが逆方向に高速回転して円錐チップが上昇します。

コンピュータへのデータ出力が可能!

本体のみで実験を行えますが、SEDACOM ソフトウェアを用いることで測定したデータをRS-232 ポート経由でコンピュータに転送しExcel 形式で保存できます。


測定項目
  • 動物(ラット)が足を引っ込めるか、
    鳴き声をあげた時点での圧力
  • 動物(マウス)が尻尾を引っ込めた時点での圧力
  • 肢指が屈筋反応を示した時点での圧力(マウス)

仕様
電源 AC 110 / 220 V、50/60 Hz
刺激の精度 1 g
最大刺激 999 g
材質 メタクリル樹脂
認証規格 CE準拠
寸法(コントロールユニット) W 350 × D 350 × H 130 mm
寸法(刺激ユニット) W 150 × D 210 × H 166 mm
標準構成
  • コントロールユニット(PC 接続用のRS-232 通信ポートを装備)
  • 刺激ユニット
  • フットスイッチ
  • 平面チップと凸型チップ
  • ケーブルとコネクター
  • 交換用ヒューズセット

型式 品名
LE7306+ 圧刺激鎮痛効果測定装置(SeDaCom 付)
LE7306 圧刺激鎮痛効果測定装置
オプション
SEDACOMV2.0 SeDaCom データ収録ソフトウェア
CONRS232USB RS232/USB 変換機

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