β細胞の電気生理学

β細胞スクリーニングシステム




MEAを用いたランゲルハンス島のスクリーニング
 

β細胞の膵島細胞におけるグルコース依存性の電気生理活性は、その生理学および病態生理を理解する上で重要です。 膵島細胞による電気生理学的記録は、膵島細胞が複数の細胞塊を形成していることから細胞表面が粗く、従来のガラス電極を用いた手法では時間が掛かり、技術的にも困難であることが知られています。 MCS社は、独自のMEA技術を用いて、膵島細胞を簡易的に細胞外電位を記録するシステムを提供します。

○特長

非侵襲的にβ細胞を電極上に固定

直線的に並べられたMEA5チャンネル(5x1)

インタクトな膵島細胞を測定可能

糖尿病研究のアプローチとして使用


穿孔MEAの技術を利用した膵島細胞の電極上の固定
 
β細胞スクリーニングシステムでは専用のMEAチップを使用します。直線状に5チャンネルの電極(Φ50 µm)が配列されており、各電極の周りに穿孔(Φ10 µm)が開けられています。チップのベースプレートは吸引できるように設計されており、電極の周りに配置された穿孔によって、膵島細胞が効率的に電極へ固定されます。この原理を利用してβ細胞の細胞外電位を記録することができます。

MEAの配列図

膵島細胞が電極上に固定されている様子

β細胞スクリーニング用チップ


β細胞スクリーニング用チップ(拡大)


アプリケーション


グルコースによる誘発反応とFOPP算出

酸化ストレスによって誘発されるβ細胞の病態生理学的応答

長期的培養によるβ細胞の応答

仕様
Beta Screening System 概要
チャンネル数 5チャンネル
電極材質 TiN(窒化チタン)
電極サイズ 50 µm
穿孔サイズ 10 µm
電極間隔 570 µm
サンプリングレート 50 kHz
分解能 24 bit
デジタル入出力 4チャンネル

 

システム

型式

構成

MEA2100-Beta-Screen-1-System

MEA2100-β細胞スクリーニングシステム
-本体
-インターフェースボード
-シグナルコレクター
-MEA x1
-PPS2
-CVP230