※CMOS-MEA5000システム専用のソフトウェアになります。
CMOS-MEAシステムの膨大なデータを視覚化するために、メイン画面に2D疑似カラーマップを設置しています。各ピクセルは1つの電極を表しており、疑似カラー上で簡単に活動電位が観測されている箇所を特定することができます。
CMOS-MEAシステムにはMEAチップをセットすると、自動キャリブレーションを行ない、安定したデータ品質を保証しています。また記録制御ではタイマーモードやトリガーを使用することで生データの容量を抑えることができます。
データはHDF5ファイル形式で保存されます。これは、Matlab、Pythonなどで閲覧することができます。
疑似カラーマッピングは、効率的に活動電位がどの電極から得られているかを調べるために、スパイク高さの最大値または平均値を算出してそのアクティビティーを視覚化します。各ピクセルは1電極を示しており、ROIの大きさと場所を指定することで波形を表示することができます。
疑似カラーマッピングとデータトレース
4225電極からのスパイクは、検出用アルゴリズムによってそれぞれのノイズレベルからの閾値を選定して、リアルタイムで検出することができます。
スパイクの切り出しは、各電極ごとに表示することができ保存することができます。
自動スパイク検出
スパイクの切り出し
Spike Sever ツールは、検出されたスパイクイベントデータを同じPC上の別のアプリケーション、または同じローカルネットワーク内の別のPCにオンラインでストリーミングできます。 これにより、データ取得を妨げることなくスパイクデータをオンラインで分析できます。
スパイクサーバーのストリーミング
CMOS-MEAシステムは、1024チャネルの刺激サイトを有しています。ソフトウェア上でパルスパターンの作成、刺激サイトの選択を行ない、誘発される活動電位の観測を実施することができます。
3つの刺激パターンを選択
16ビットデジタル入力ポートでデジタルイベントを定義すると、外部機器から実験を完全に制御できます。 AND / ORを組み合わせたイベントはいくつでも可能です。 この情報は、オフライン分析のために生データと一緒に保存されます。
https://www.multichannelsystems.com/software/cmos-mea-control
※MCSオリジナルサイト(英語)