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行動薬理学の代表的装置の1つ

能動的回避行動解析装置



記録される測定値

  • 回避回数(警告信号中にマウスが他のコンパートメントに移動した回数)
  • 無反応数(試験中にマウスが他のコンパートメントに渡ることができなかった数)
  • 反応潜時(回避または逃避までの潜時)
  • 試行間反応数(試行間インターバル内にバリアを横切った回数)

仕様

コントロールユニット画面 12インチ抵抗式タッチスクリーン
CPUモジュールポート USB 2.0 2個口、Ethernetポート10/100 Mb1個口、DVIポート
周辺機器ポート 音、ショック、光、電源(12 V-2 A)
拡張バス接続 2 RJ 11コネクター
コントローラー寸法 33x25x5.5(h)cm
ショック 定電流0~3 mA (0.1 mA刻み)、0.1秒
光強度 0~100 (5 %刻み)
音域 100~18,000 Hz (100 Hz刻み)
推奨環境温度 10~40℃
ケージ寸法 57x27x30(h)cm、内寸48x20x22(h) cm (40532) 47x18x25(h)cm、内寸38x9x17(h) cm (40533)
ケージ重量 5.3 kg (40532)、3.5 kg (40533)

 

分類 型番 製品名
必須 40500-001 Active Avoidance/Passive Avoidance用コントロールユニット(別途ソフトウェア)
必須 40530-010 40500-001用Active Avoidanceソフトウェアアクティベーションコード
必須(動物に合わせて選択) 40532 ラット用Active Avoidanceケージ
オプション 40532-UBC12 1年延長保証(40532)
オプション 40532-UBC24 2年延長保証(40532)
必須(動物に合わせて選択) 40533 マウス用Active Avoidanceケージ
オプション 40533-UBC12 1年延長保証(40533)
オプション 40533-UBC24 2年延長保証(40533)
オプション 40500-005 40500-001用拡張ボックス

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共用・多機能のコントロールユニットで柔軟な行動試験が可能

傾斜床で高精度解析

能動的回避(アクティブアボイダンス)は恐怖を動機とする連想的回避行動です。行動遺伝学、精神薬理学、行動毒性学など幅広い分野に用いられており、最近では老化、アルツハイマー型認知症、医薬品開発などの研究にも応用されています。

本機器においてはケージ内の動物へ特定の刺激(トーン)を提示することで、嫌悪事象(ショック)発生の予測を学習させます。それにより、動物は別の区画に移動して嫌悪事象を回避します。

ケージは2つの部屋に分かれており、ビデオトラッキングによって動物の横断(別のコンパートメントへの移動)を正確に検出します。床は傾斜をつけることが可能で、動物の部屋間移動をスコア化するための、シンプルで信頼性の高い検出メカニズムを保証します。床面の相互連絡用開口部を備えたパーティションがケージを仕切ります。

コントロールユニットは直感的な電子ユニットディスプレイによって最大4つのケージを制御します。タイムライン機能により、フレキシブルなスケジュールで様々な回避実験を行うことが可能です。定電流高精度8極ショッカーを内蔵し、データ取得を管理します。取得したデータはユニット内に保存され、PCへエクスポートすることでExcelやAccessなどで開き、詳細を解析することができます。

また、コントロールユニットはほかのUgo Basile製行動解析システムにも対応しております。別の行動試験をご検討されている方はケージとソフトウェアを追加することで実験ができます。

タイムライン設定

測定結果

測定中

behavior cage pan.png ケージのグリッド下にはナイロンコーティングされたアルミニウム製受け皿があります。

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