36103 Climbing Test マウスよじ登り活動測定装置

本サイトの内容は、医療および研究の専門知識を有する方々を対象としています。一般の方々のご利用はご遠慮ください。


行動解析に新次元を――立体的な行動評価を自動化

36103 Climbing Test マウスよじ登り活動測定装置



メッシュは二種類ご用意しております。

メッシュは二種類ご用意しております

装置機能
 

●グリッド壁面
シリンダー側面および天井に張り巡らされており、動物はグリッドへ足を引っかけてよじ登ることができます。
●電導度センサー
シリンダー側面および天井に均等な感覚で貼られており、動物の通過による電導度変化から以下のパラメーターを測定できます。

①    登った回数 
②    移動距離
③    最大到達高度
④    平均到達高度
⑤    天井滞在時間
⑥    よじ登り時間

●ロードセルの床面
スタート前に検知した動物の体重圧が、登り始めで圧力変化を受けることで自動的に測定開始されます。

●タッチパネル式操作画面

●データ送信
USBもしくはLAN経由でPCと接続し、測定データをcsv形式で送信できます。送信されたデータは付属のソフトウェア(X-PAD)で確認することもできます。

 

 

 

 

仕様

 

円筒寸法 外形12 cm (内径11.5 cm)、高さ29 cm (内部高さ28 cm)
本体重量 5 kg
梱包時寸法 36×55×45 cm
入力 4.3インチタッチスクリーン(抵抗膜方式)
出力先 4.3インチタッチスクリーン(抵抗膜方式)、PC
電力 100 – 240 V交流50 – 60 Hz、最大200W
動作環境 18 – 25℃

 

型式 品名
36103 マウスよじ登り活動測定装置(シリンダー1個付き)
オプション
36103-001 電子ユニット
36103-002 仕切り板付き測定用シリンダー
36103-UBC12 12か月延長保証
36103-UBC24 24か月延長保証

 *本製品は一定期間の保証のほか、購入時のオプションで上記に加えて12・24か月の延長保証を付与できます。

痛みや筋力などに影響される、マウスのよじ登り行動の測定に用いられます。

本製品はヴァージニアコモンウェルス大学のシドニー・ネーガス教授とご協力のうえで誕生しました。

開発当時は痛みに対する鎮痛剤の評価において平面的な行動解析が多く、その評価内容に限界がありました。行動解析の評価範囲をさらに拡大すべく生まれたのが本製品です。

また、行動薬理を含む他の幅広い研究分野(下記参照)では、よじ登り行動などの立体的解析が非自動的にされているものが多く存在します。本製品ではこれらの研究においても、正確かつ迅速な試験・評価が期待できます。

 

使用法

 

1. シリンダーからグリッドを取り除く

2. タッチパネル上の”ZERO”ボタンを押して、ゼロ補正を行う

3. 動物をシリンダーに入れて閉じる

4. グリッドをシリンダー内に入れる(動物のしっぽを挟まないよう注意)

5. Startボタンを押す

6. 動物が床面を離れてから自動的に測定が始まる

7. 任意の時間になった/Stopボタンを押したら自動的に測定終了。​​​

試験の適用が期待できる研究分野

 
分野 参考文献
痛み Ueno et al., 2022
筋力 Ueno et al., 2022
うつ Perona et al., 2008
脳卒中 Jin et al., 2017
パーキンソン病 Sundstrom et al., 1990
性差 Borbelyova et al., 2019
運動機能 Green et al., 2012
抗精神病薬 Costall et al., 1982; Pinsky et al., 1988; Medvedev et al., 2013
三軸行動解析 Wexler et al. 2018
オピオイド受容体機能 Michael-Titus et al., 1989
神経障害性疼痛と癌性疼痛 Falk et al., 2017

このページの商品のお問合せ

Please wait...

このページの商品のお問合せ 販売店(代理店)様用

※以下にエンドユーザー様の情報を入力ください。
Please wait...