神経障害性疼痛の評価や、麻酔性鎮痛薬を迅速にスクリーニングするための装置です。
プレート上に落とされたラット又はマウスの反応時間を、0.1秒刻みのタイマーで測定することが出来ます。
本体には、熱分布の均一なアルミ平板が採用され、0.1℃単位で加熱温度をモニタリング出来ます。冷感刺激を与えるコールドプレート機能もあり、-5℃~65℃の範囲で温度設定できます。
プレートが円形で温度にムラが発生しにくいため、動物の位置嗜好性の偏りが発生しにくくなり、実験の信頼性が高くなります。
本体に記録されたデータはcsv形式で出力し、USBメモリあるいはLANでPCに送り、Excelで読み込むことが可能です。
キーパッドが付属されており、ジャンプ反応だけでなく、リッキングやスクラッチングなどの被験動物の10種類の反応を記録することが可能です(手動)。
X-padソフトウェアを用いて、Ramp設定をカスタマイズできます。作成した設定をLANもしくはUSBメモリを介して、本体に読み込ませます。
プレート温度範囲 | -5℃~65℃ (0.1℃ 刻み) |
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プレート温度精度 | ±0.2℃ |
測定時間 | 最大999.9秒 |
測定開始操作 | スタートボタン、ペダルスイッチ、 |
測定終了操作 | ストップボタン、ペダルスイッチ |
使用電力 | 100-240 VAC, 50-60 Hz, 最大200W |