抗うつ薬やうつ病モデル動物のスクリーニングは、一般的にTail Suspension Test(TST)で行われます。この実験は、マウスやラットを尾で吊るすことによる嫌悪効果に基づいており、その結果、宙吊り状態から解放しようともがく様子を記録します。
抵抗の持続時間は時間とともに短くなる傾向にあり、抑うつ状態の動物では特に顕著となり、無動時間が増えます。抑うつモデルの動物へ抗うつ剤を使用することによって、無動時間は減ります。この実験はビデオトラッキングによって、1頭または複数の動物で無動時間を測定します。本製品には、一度に多くの動物を動かすためのU字型チャンバーと、動物をぶら下げておくフックが付属しています。チャンバーの前にカメラを設置・記録して、複数の動物の無動状態を同時に検出します。
型式 | 品名 |
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40182 | ラット用テールサスペンションケージ(1匹用) |
40183 | マウス用テールサスペンションケージ(1匹用) |
40122-321 | 40182ケージ用蓋 |
40123-321 | 40183ケージ用蓋 |